弊社無機系凝集剤アクアネイチャーには様々な種類があります。
ホームページに掲載のある下記6種
「土木工事濁水用」アクアネイチャー
「汎用型」プラス
「浮上型」ライト
「六価クロム対応型」シックス
「インキ・糊含有排水用」AL
「硝子加工排水用」GM
実はこれ以外にもCAだったりCXだったり銘はさておきシリーズはまだあったりします。
さらにそれぞれ特定の顧客様用にカスタマイズされた型番違いも含めると両手両足でも足りない種類がラインナップとして存在します。
それぞれ「~用」銘打ってありますが、各業種の廃水の”一般的”な特徴に合わせて調合してあるという意味で、同じ業種の廃水であっても濃度、pH、成分あるいは放流先など千差万別なため、必ずしも「インキ廃水だからAL」、「硝子加工排水だからGM」という選定になるとは限りません。
また、同じ業種、似た水質であったとしても、コスト重視、作業性重視、処理の安定性及び水質重視など、お客様が最も重視される事柄によっても製品選定が変わってくることもあり得ます。
なぜそういったことが起こり得るかと言うと、最もバランスの良い「アクアネイチャープラス」をベースとして、その他の製品は何かを犠牲にして何かに特化したタイプだからです。
例えばアクアネイチャーは若干凝集力を犠牲にして安全性と廉価を得ています。
ALは製品pHが中性でないかわりに高い凝集力を得ています。
そのため、濁度の高い土木濁水ではアクアネイチャーよりも・・・、インキ廃水であってもpHが低い場合はALよりも・・・となるわけです。
一剤型凝集剤は様々な原料を配合、割合調整しているため、何かを増やせば何かを減らすことになり、完全無欠のオールマイティな究極製品はなかなか難しいのです。
”ハマる・ハマらない”が大きく結果を左右します。
ですから我々は「インキ廃水?はいALのサンプルです!」とはせず、しっかりヒアリングと試験を行って、最も”合う”製品をラインナップから選定あるいはカスタマイズしてご提供したいと思っております。
採水と発送のお手間を取ってしまいますが、試験は無料で行っておりますのでお気軽にお問合せください。