凝集剤による排水処理・固化材による土壌改良は、株式会社ネクストリーにご相談ください。

廃水処理に係るコスト①

廃水処理に係るコスト①

これまでに少しだけ触れてきましたが、廃水処理のコストについて少しお話させて頂きます。

 よくお客様の方から、コストを削減したいと言うご要望をお聞きします。廃水処理に係るコストとは、どのようなものがあるか少しピックアップしてみます。

①薬剤費用(廃水1㎥処理辺り)
②汚泥処分費用(廃水1㎥処理辺り)
③光熱費(電気代・水道代)
④人的コスト(処理時間や処理の手間)
⑤機械・装置のメンテナンス費用
⑥機械・装置の更新費用

 ざっとピックアップしただけでも、これくらいのものが上がってきます。今回は①と②について少し細かく見ていきます。

【①、②のコストについて】
 こちらもよく耳にする事ですが、「薬剤の価格が高いからもっと安い薬品ないかなぁ」と。
 弊社では、薬剤の単価よりも、1㎥辺りの廃水処理にかかる薬剤費用を算出しております。以下に例を挙げてみます。

(例1)
凝集剤A:価格 @60円/㎏
凝集剤B:価格 @500円/㎏

 一見すると、凝集剤Bは高い。とても高い!と言う印象ですが、この2剤をそれぞれ凝集試験した場合の試験結果が以下の通りとします。

(例2)
試験結果
凝集剤A:添加量1,000ppm(0.1%)にて凝集
凝集剤B:添加量 100ppm(0.01%)にて凝集

この時の廃水1㎥を処理するのに必要な薬剤量とその価格は以下の通りとなります。

凝集剤A:薬剤量1㎏=60円
凝集剤B:薬剤量0.1㎏=50円

単価はB剤の方が、8倍以上しますが処理に必要な添加量が10分の1で済むため、1㎥辺りの処理費用としてはBの方が安くなります。

何が言いたいかと言う事ですが、廃水処理においてコストを試算する際に、大事なのは単価では無く、1㎥辺りの処理単価という事になります。

更に、ここに②の汚泥量と汚泥処分費用が関係して来ます。上記の例に更に追加で条件を付けると

(例3)
凝集剤Aの処理による汚泥発生量:10㎏/㎥=300円
凝集剤Bの処理による汚泥発生量:7㎏/㎥=210円
※汚泥処分費用=30円/㎏とする

薬剤の種類にもよりますが、凝集剤の添加量が多くなれば、発生汚泥量が増える事が大半です。
 したがって、例2のように薬剤の添加量が下がれば、それに比例して例3のように汚泥量も減少することがほとんどです。

例1~3で廃水1㎥辺りの薬剤費用と汚泥処分費用を合計すると以下の通りとなります。

凝集剤Aの場合
(1)薬剤費用=60円
(2)汚泥処分費用=300円
合計360円

凝集剤Bの場合
(1)薬剤費用=50円
(2)汚泥処分費用=210円
合計260円

以上の結果より、8倍以上単価の高い薬剤に変更する事で約27%のコスト削減となります。

今回は例として上げさせて頂きましたが、このような事は現場で多々あります。

 今回はひたすら計算式の羅列で読み辛かったと思いますが、弊社ではこのように細かくコスト面を試算して、お客様に合った最適な薬剤の選定を行っております。

次回、コスト面の③以降のお話しをさせて頂きます。

廃水処理の困ったは是非弊社までお問い合わせ下さい。

 

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