凝集剤による排水処理・固化材による土壌改良は、株式会社ネクストリーにご相談ください。

消石灰じゃないフッ素処理③

消石灰じゃないフッ素処理③

今回はホウロウ鉄器製造業の会社様でフッ素(F)と共にホウ素(B)も処理した事例をご紹介致します。

ホウロウ鉄器製造業から排出される排水には暫定基準が適用されており、フッ素15㎎/ℓ、ホウ素50㎎/ℓとなっています。
通常はフッ素8㎎/ℓ、ホウ素10㎎/ℓですので、かなり優しい設定です。
これならば消石灰法でも十分処理できるだろうと思います。

現状は、消石灰→重金属捕集剤→塩化第二鉄+希硫酸→高分子凝集剤という処理フローで暫定基準値をしっかりクリアしていますが、消石灰の投入手間や飛散対策、汚泥量の削減を目的として試験を行いました。

その試験結果が下の表となります。

事例.2 F、B処理(ホウロウ鉄器製造業 洗浄排水)
F,B

見事に処理できました。・・・の前に暫定基準なら処理する必要がありませんね・・・。
後日改めて採水し、再度組成分析しましたが、これまたばっちり暫定基準値以内でした、無念。

釉薬自体には非常に高濃度のフッ素とホウ素が含まれていますので、かなり高い数値を予想していたのですが、その大半はSSに含まれていてあまり溶出していないことが分かりました。

ちなみに現状の処理フローを再現してみると下の表のようになりました。(重金属捕集剤は除きました。)
画像の説明

②は消石灰投入後、⑤は二鉄、中和、高分子までですが、どちらにしても全く処理できていないことが分かります。(フッ素はFree-F濃度となっています。)

フッ素の10→8、ホウ素の20→10。消石灰法でこの「あと少し」を何とかしようと思うと地獄の苦しみを味わいます。

と、本題から話が逸れましたが、通常の基準ですとフッ素はともかくホウ素は10㎎/ℓ以下に処理すること自体が難しい中、添加量は多くなってしまいましたが、しっかりと処理できました。

暫定基準のある方は保険として、ない方は消石灰法で粗取りした後の高度処理に活用されるのが良いと思います。

それでは皆様、暫定基準が解除された暁にはお問合せお待ちしています!

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional