溶剤回収装置で実際にシンナーを再生してみました。

今回は溶剤回収装置をご紹介します。

汚れた廃シンナーは回収された後、蒸留して再利用でき、再生シンナーとして割安で販売されています。また、各工場で処理できる小型回収装置も様々なメーカーのものがあり、工業系塗装業の方には一般的に知られているものかと思います。

今回、使用したのはオイルヒーター方式の溶剤回収装置で、一斗缶をそのままセットできるタイプです。冷却は水冷方式、操作もいたってシンプルで200Vの電源取ってスイッチオンだけです。非常に簡単でした。

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お客様から実際の使用済み廃シンナーをお借りしてきていざ実践。
撮影のために廃シンナーをビーカーに注いだ結果・・・ビーカーが使い物にならなくなりました。ただの汚れた(多少色の着いた)シンナーかと思いきや、濃厚すぎてほぼ塗料でしたね。廃シンナーなめてました。

ともあれ、結果は良好で放置すること4時間、キレイなシンナーに再生できました。
運転中は音もなく、開閉部回りはちょっと熱くなりましたが本体に触れても温かい程度で安心安全簡単手軽です。

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一方、一斗缶に残った残留物ですが、温まっているからかこびり付きもなく、かといってドロドロでもなく非常に処理しやすい性状でした。弾性があってほぐすとボロボロになり、そのままひっくり返して取り出せました。

溶剤分も水分も飛んでおり、1~2日冷ましておくとパリパリに乾いて問題なく廃プラとして処分できそうです。

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シンナーは買うにも捨てるにもコストが掛かりますから、再生することで購入量も処分量も減り一石二鳥です。
廃シンナー、廃塗料の処分費に頭を悩ませている方は是非ご検討してみてはいかがですか。
詳しくは当社までお問合せください。

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