設備のメンテナンス②

先日、弊社のノーメンテナンスな原料貯蔵サイロをお見せしましたが、改修工事も無事に終了し、サイロは見違えるような輝きを放っております。

 新サイロ②

 新サイロ③

 今回の改修工事では、腐食による破損等は一切確認されず塗装という分厚い鎧をまとったので、一安心となりました。

 
 そんな中、先日、弊社の製造業務の中で、生産設備からただならぬ異音がありました。
 この設備には1.5kwのモーターが付いておりますが、軸受けのベアリングはグリースを補充する必要が無い無給油式と聞いておりました。ちょうど1年前に新設した設備ですが、あまりの異音にモーター部の軸受けを確認しました。

 ベアリング

 すると、なんとベアリング部にはニップルがついており、どう考えてもグリースを補充出来そうな状況でした。

 すぐにグリースを補充したところ、異音は嘘のように改善され、現在も滑らかにモーターが動いております。1年間グリース無しで運転していた事を考えると本当にゾッとしました。

 日々のメンテナンスを怠る事で、どんなに技術性の高い生産設備も一瞬で終焉を迎える可能性があります。これは、機械だけではなく廃水処理においても同様の事が言えるかと思います。
 
 廃水処理装置は30年も40年も前から同じ処理方式を取っておりますが、この長い年月の間には生産量の増減があったり、使用している部材が変わったりしており、それに合わせて廃水の水質も必ず変化しています。


 廃水の水質が変化しているのに、処理方法が同じであれば、処理が出来ない又は処理しにくくなっている可能性は十分にあります。


 このような状況下でも、長年引き継がれて来た処理方法だからと言って、同様の処理方法を継続して来た結果、処理水の水質分析が基準超過していたという話は本当によくある事です。

 そんなときは、是非弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。

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