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汚泥の処理方法と処理費用【産業廃棄物について③】

汚泥の処理方法と処理費用【産業廃棄物について③】

汚水や汚泥は、何かモノを製造する際に出てくるものですが、これらはすべて産業廃棄物でありそのまま川や下水に流すことができません。
今回はその汚水や汚泥の処理方法について、排水処理以外の方法も合わせてお話ししようと思います。

処理方法については、製造によって出てきた水に対して、そのもの自体を排水処理できるのかできないのか、というのが一つ基準になってきます。

<処理できない汚水の処理方法>

排水処理が不可能な汚水は処理せずに、産廃処理業者にそのまま引き取ってもらいます。

一斗缶で引き取ってもらう
例えば建築の作業でペンキを塗る際に使用したハケの洗い水や塗料そのも(廃塗料)を引き取ってもらう場合は
1缶の容量は約16リットルで、処理費用は1缶で約2,000〜3,000円(参考価格)ほどです。

ドラム缶で引き取ってもらう
量は200リットルほど入るドラム缶ですが、入れる水の量を7~8割ほどにしないといけないため約140〜160リットルとなり、費用は約2〜3万円(参考価格)です。

ケミカルタンクで引き取ってもらう
量は約1000リットル、費用は約5〜10万円(参考価格)です。

これらの方法で引き取ってもらわず、排水をピット内やタンク内に溜めておいて、産廃業者に来てもらいバキュームカーで引き取ってもらう方法もあります。
車1台のチャーターで約10~15万円(参考価格)、それに吸い込んだ水量(約5〜10トン)分の費用が加算され、合計だいたい30〜50万円ほどです。

<蒸留させる方法>

熱を使い、水を蒸発・乾燥させ、固形物のみ残す方法です。
水質が安定していなくても常に蒸発させて、残ったものだけを処分できます。
デメリットとしては、燃料費がかかるという点です。工場内にボイラー設備などをすでに持っていて、余った熱源を使えるというならいいのですが、そうじゃない場合は石油の高騰などで燃料費がかさむ場合があります。

固形物だけ残るまで蒸発させる、というのは結構なエネルギーを使います。
小規模の排水量が1000リットル/日くらいの工場で採用してるところはありますが、何トンもの規模になると処理が追いつきません。この方法を採用しているのは、フレキソインキや塗料、接着剤等を使う企業様に多い印象です。

塗料には油性塗料(溶剤塗料)と水性塗料があります。
塗った後のハケを洗う時、水性塗料は水で洗いますが油性塗料はシンナーで洗うため、塗料の混ざったシンナーが出ていることになります。
シンナーは水に比べて気化しやすく、溶剤回収装置というもので処理すると気化したシンナーを再生シンナーとして復活させることができ再利用が可能です。

<排水処理>

工場で出た排水を、川や下水に放流できる水と、できないもの(産廃業者に引き取ってもらう汚泥など)に分ける方法です。
ドラム缶200リットルの汚水をそのまま捨てると、例えば1リットル100円の引き取り単価として、200リットルで約2万円のコストがかかります。
このまま捨てると汚水の扱いですが、排水処理をして出てきたものは汚水では無く汚泥になり、汚泥の含水率にもよりますが引き取り単価が安くなる可能性があります。
排水処理をして、産廃業者に出す処分量が10分の1の20リットル分になれば、引き取り料金が2,000円で済むわけですし、産業廃棄物の分類が変わり引取単価が安くなれば更にコストダウンにつ繋がります。排水処理が出来る事で、捨てる総量が大幅に下がる可能性があります。

塗装業を営む企業様の例で、洗浄水にフッ素やホウ素が含まれている為、そのまま全量を産業廃棄物として排出しておりました。その額年間で約2000万円。しかし、フッ素やホウ素は正しい排水処理を行えば排水する事が出来ます。その結果1000万円以上のコストダウンに繋がりました。
このように自身の工場から出ている水が排水処理できるのかできないのか判断のつかないお客様もいらっしゃいます。
もしかすると、排水処理によって産廃業者に引き取ってもらう量が少なくなり、コストが最大90%もカットになる可能性もあります。

迷ったら、ぜひ弊社へ相談だけでもしていただけたらと思います。

それでは、汚泥の処理方法と処理費用についてお話しいたしました。

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