概要
| 所在地 | 富山県 |
| 業種 | 金属加工業 |
| 排水種別 | バレル研磨排水(回転・振動バレル機) |
| 排水量 | 1㎥/日 |
| 導入製品 | ・無機凝集剤 ・粉末一剤型凝集剤「アクアネイチャープラス」 ・手動型排水処理設備 |
| 導入の形態 | 新規設置 |
| 導入時期 | 2026年5月 |
抱えていた課題
- 放流経路に色が付着してしまう
排水基準の対象外であるため、これまでは色がついたまま放流を行っていましたが、放流経路への微量な色の付着が見られました。環境面への影響や近隣住民への配慮からも、確実な対策を行いたい。 - バレル研磨排水の凝集処理が難しい
対象となるバレル研磨排水には界面活性剤の成分が含まれており、pHが11.9と非常に高いため処理が難しい。また、発生する汚泥量も多く、単一の薬品ではきれいに処理することが困難な状態でした。 - 一般的な自動型の処理設備では予算が合わない
設備導入の予算に制限があり、ネクストリーで取り扱う「AN型」を含めた自動型の排水処理設備では、コスト面で折り合いがつかない状況でした。
ネクストリーが行ったこと
- 複数薬品の最適な組み合わせと薬品量の最小化を行った
原液の濃度が高く一剤での凝集処理が困難であったため、pH調整剤や無機成分の追加など、検証を繰り返し行いました。無機成分とアクアネイチャープラスを組み合わせることで、課題だった粘性と濁りを除去し、放流可能レベルまで清澄化させることに成功。さらに追加の比較検証を重ね、確実な処理効果を得ながらも、薬品の使用量を最小限に抑えるベストな配合条件を導き出しました。 - 既製品や自社装置の一部、配管工事を組み合わせて、低コストで手動型の設備を設置した
予算内に収めるため、自動型ではなく手動型のシステムを採用。反応槽や攪拌機の図面を起こし、配管やろ水受け槽など他の現場工事で設計した部品等と組み合わせることでコストを抑えました。また自社でのサポート設置や、お客様側での土台工事といった役割分担も行い、予算内での設備制作・設置を実現しています。
提案内容
凝集試験の様子


生産設備の変更が入るため、変更前の設備で大まかな方向性を決めるために試験を行った。
設置と試運転の様子



