10m3/日以下の廃水処理で困ったら

ネクストリーの藤井です。
今回は「10m3/日以下の廃水処理で困ったら」という事について
書きたいと思います。


結論は
10m3/日以下の廃水処理で困ったら、一度 弊社へご相談ください!!


理由として
10m3/日以下の場合、様々な処理方法を検討することで、
「最小限のコストで最大限の効果を得る事が出来る。」からです。


例えば、廃水処理といっても凝集沈殿処理や生物処理、更には
UF膜や散気管による曝気・減圧蒸留・オゾンによる強制酸化など
多種多様な処理方法が存在します。


例えば凝集沈殿処理の場合、一般的な処理方法(無機凝集剤+苛性ソーダ+
高分子ポリマー)、あるいは粉末一剤型凝集剤による方法など凝集沈殿処理
といっても色々な選択肢があります。

一般的に無機凝集剤と呼ばれるPAC(パック)や硫酸バンド、ポリ硫酸第二鉄
を使った処理方法にもメリット、デメリットがありますし、同様に粉末
一剤型凝集剤を使用した場合にもメリット、デメリットがあります。

どの薬品を使用し、どのように処理をするのかを検討する上で、廃水量は
非常に重要な要素となります。


仮に廃水量が1,000m3/日だった場合、凝集沈殿処理で使用する凝集剤は
PACや硫酸バンドなどの無機凝集剤を選定します。
理由は、粉末一剤型凝集剤は流通量がまだまだ少ないため、単価が高く
廃水量が多い場合には、コストが嵩んでしまうからです。

一方、PACや硫酸バンドなどの無機凝集剤は、廃水処理において最も
一般的な薬品のため、流通量も多くローリー車などで購入した場合には
非常に安価に購入できるのが特徴です。
そのため、廃水量が1,000m3/日の場合には、大量の迷わずPACや硫酸バンドなどを
選定します。


逆に廃水量が1m3/日だった場合、この時にお客様から求められることの
多くは、簡単に処理をしたいという事です。
何種類もの薬品を使わずに、一つで簡単に手間をかけずに処理をしたい
という要望が最も多く聞かれます。

そういう時に最適なのが「粉末一剤型凝集剤」です。
この粉末一剤型凝集剤は、これ一つだけで凝集処理を行うことができ
簡単に処理することができるます。

もちろん1m3/日の場合にも、廃水の種類や特徴によってPACを使った方が
良い場合もあります。

このように、廃水量が少ない事で、検討できる処理方法の幅が広がります。
この多種多様な処理方法の中から、御社にとってベストな方法を見つける事で、
最小限のコストで最大限の効果を得る事が出来ます。

弊社は
『10m3/日以下の廃水処理における最適な処理方法を提案する』
ことを非常に得意としておりますので、ぜひご相談ください。

一日10㎥以下の排水処理のことなら、薬品から設備まで何でもご相談ください。
手動式設備から全自動までご要望・予算に合わせて最適なご提案を致します。
ご質問はLINEからも受け付けております。

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