ネクストリーの藤井です。
先日は、MEX金沢2019へ出展し多くの方に弊社ブースへお立ち寄り頂き
誠にありがとうございました。
昨年の反省を活かし、体験型のブースにした所、非常に多くの方足を止めて
頂き、話を聞いて頂く事ができました。
水処理・廃水処理という業界は、非常に知名度の低い業種の仕事です。
そこを少しでも多くの方に知って頂く事で、業界全体の活性化と更には
様々な環境問題の解決にも繋がると思っております。
もちろん弊社のPRが大前提ですが(笑)こんな感じでやってました。
次回は、10月31、11月1日、2日に富山県で開催されます「ものづくり見本市」
へ出展致します。お近くの方はぜひお越しください。
また共同で出店したいという方も是非お声かけください。
さて今回は、モルタル廃水です。
近年一般の方の環境問題への関心が高まって来ており、工場や工事現場
の濁水、セメントやモルタル廃水など一昔前であれば、流してしまって
いたものが、簡単に流すことが出来なくなってきました。
そんな水と不純物が混ざったものを処分する時に役に立つのが『凝集剤』です。
「ぎょうしゅうざい」と読みます。間違っても「ぎしゅうざい」ではありませんよ。
凝集剤と言っても、知っている人の方が遥かに少ないのが現状です。
(先日の展示会でも痛感しました。涙涙涙)
凝集剤とは。。。。。
シンプルに、
難しい事は言わず、
《 水を綺麗にする薬品です 》
今回はこれだけ覚えて行ってください。
詳しい事は、また別の機会にお話しします。
機械や装置、刷毛やローラー、バケツやコテなど使い終わった後に洗ったり、
もしくは加工する時に沢山の水を使います。
その汚れた水を綺麗にするのが、凝集剤の役割です。
先日、ある工場のモルタル廃水の処理の依頼を受けました。
モルタル廃水やセメント廃水はpHが高いのが特徴です。
今回の廃水もpHが12.25ありました。
モルタル廃水やセメント廃水の面白いところは、このままのpHでも
凝集処理する事が出来ることが多いという点です。
今回もそのままの状態に、弊社凝集剤「アクアネイチャープラス」を投入し
攪拌(混ぜ)しました。そうすると写真のように綺麗に分離しました。
しかしこの状態ではまだpHが12くらいあります。
ろ過し汚泥を分離した後、希硫酸などでpHを6~8に調整すれば、河川へ
放流が可能です。
こうした小さな積み重ねが環境問題を一つ一つ解決していくことに繋がると
信じております。
水処理の事で困った際には、弊社までお問合せください。