凝集剤による排水処理・固化材による土壌改良は、株式会社ネクストリーにご相談ください。

仮説と検証の繰り返し

仮説と検証の繰り返し

ネクストリーの藤井です。
台湾出張の最終日にホテルからの更新です。
台湾に居た間は、何度か雨が降っていたので気温も25~30℃くらいだったので、
比較的快適に過ごしていました。
これからの季節は暑くはなりますが、マンゴーが美味しい時期なので、是非台湾の
マンゴーかき氷をご賞味ください(^_^)
https://www.plattaiwan.com/2018/07/05/post-2567/


さて、今回は「仮説と検証」についてです。
弊社が凝集試験で行っているのは、仮説と検証の繰り返しです。
お客様から頂いた廃水サンプルを最適な方法で処理するには
どの処理方法が最適なのか?
どの薬品を使うのが良いのか?
最適な添加量はどのくらいなのか?
作業性はどうなのか?
コストはどうなのか?

これまでの経験や文献などを参考にしながら、仮説と検証を繰り返し、
その上でお客様に最適な提案をしております。

下の写真の左側は、一次処理をした後の処理水です。
この処理水のpHを中性にすると、右側のように白濁します。
画像の説明
この原因が分からずに悪戦苦闘していました。

色々な仮説を立て検証をするもののことごとく違っていました。
あるきっかけから硫酸イオン(SO4^2-)が原因ではないかと
仮説を立てました。

硫酸イオンはほとんど沈殿物を作らないため、除去をするには
沈殿物を作る物質を入れ反応させる必要があります。
硫酸イオンと沈殿物を作る物質は、
バリウム Ba2+
カルシウム Ca2+
鉛 Pb2+
ストロンチウム Sr2+  の4つのみです。
(試験に出るので覚えましょう(^_^))

そこでカルシウムを使用しCaSO4の沈殿物を発生させる方法を
選択しました。
理由は安価で入手が容易だからです。
さらに、消石灰を使用するか塩化カルシウムを使用するかについても
悩みましたが、pHをあまり変化させたくない事や、発生汚泥量を
出来るだけ少なくしたいことなどから塩化カルシウムを使用する事に
しました。

その結果、仮説の通りpHを中性にしても濁る事がなく、
また時間経過をしてもほとんど変化が起こらない安定した
処理を行う事ができました。

今回のように、仮説と検証を繰り返し一つ一つ答えを導きだし
お客様へ最適なご提案が出来るようこれからも努力して参ります。

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