
概要
所在地 | 長野県 |
従業員数 | 10人 |
業種 | 機械金属加工 |
排水種別 | 金属製品を硫酸に浸漬後、水で洗浄したときの排水 |
排水量 | 1㎥/週(一度にまとまって排出) |
導入製品 | ・小型排水処理装置「AN−200」 ・粉末一剤型凝集剤「アクアネイチャープラス」 ・重金属捕集剤(キレート剤) |
導入の形態 | 増設 |
導入時期 | 2024年10月 |
抱えていた課題
- 人の手間がかかる
PAC・苛性ソーダ・高分子凝集剤による処理を手作業で行っていました。まず、PACを規定量手投入し、その後、苛性ソーダを手投入して規定のpHに達するまで都度確認を行っていました。最後に高分子凝集剤を手投入し、良好な凝集状態が確認できた段階で放流していました。 - 限られたスペース
排水処理設備の設置スペースが限られており、約1.5m ✕ 1.5m に設置する必要がありました。 - 排水発生の特性
排水は一度に1立米発生するため、少量ずつ処理することができず、まとめて処理する必要がありました。
ネクストリーが行ったこと
- 既設装置をストック槽として活用
既存の排水処理装置をストック槽に転用しました。ストック槽に1立米を貯め置き、そこから新設装置へ200Lずつ汲み上げて処理できるようにしました。 - 粉末一剤型凝集剤の導入
これまで複数の薬剤を使用していた凝集処理を、粉末一剤型凝集剤に変更することで、作業工程を簡素化しました。ストック槽で中和のみおこない、その後の凝集処理は新設装置にて粉体が自動で投入されます。 - 「AN−200」の採用
ストック槽を活用することで、最もコンパクトな仕様の「AN−200」で対応可能となり、排水処理時に高所へ登る必要がなくなりました。また、限られたスペースにも収まる設計としました。
得られた成果
-
作業時間
60分
25分
約60%削減これまで作業者が一人で約1時間つきっきりで対応していた作業が、導入後は「運転開始」ボタンの押下と濾過袋の交換のみとなりました。その結果、1バッチ(200L)の作業時間は約5分、計1立米の処理は約25分に短縮され、手作業での薬剤投入や調整が不要になり、効率的な処理が可能となりました。
提案内容
凝集試験の様子


凝集試験の目標と処理後の結果について
目標:排水処理作業の負荷を軽減するため、使用薬剤数の削減ができる薬剤を選定する
結果:使用薬剤数の削減はできなかった。しかしながら、作業負荷は軽減し、より確実に処理ができる方法を提案した。
現場の様子



