概要
業種 | 産業廃棄物処理業 |
従業員数 | ー |
排水の種類 | 食品洗浄排水(油含有排水) |
排水量 | 8~10㎥/日 |
導入製品 | ・小型排水処理装置 ・アクアネイチャープラス |
導入までの期間 | 8ヶ月間 |
抱えていた課題
- 収集運搬に使用するパッカー車の洗浄時に多量の油分が含んだ排水が排出される。
- 既設のグリストラップと浄化槽では滞留時間が短すぎる為、十分に油分の低減が出来ない。
- 油分が含まれている為、pHが低下する。
- 既設の処理装置を撤去するのに多くの費用がかかる為、既設の設備を出来る限り活かして処理装置を導入したい。
- 短時間で多量の排水が排出される為、出来るだけ短時間で処理を行いたい。
- 出来る限り導入費用を抑えたい。
ネクストリーがおこなったこと
- n-ヘキサンを基準値以内に低減する為の薬剤の選定と処理フロー確立。
- 既設の曝気槽を原水ピットに変更し、排水処理設備を導入
- イニシャルコストを抑えるために自然ろ過方式を採用。
- 繰り返し使えるろ過袋を使用しランニングコストを抑えた。
得られた成果
- 処理方法を曝気→凝集沈殿に変更することで水質基準(n-ヘキサン、pH)をクリアした。
- 自然ろ過方式と繰り返し使えるろ過袋の組み合わせで1バッチ処理を30分以内で完了させる事ができ
1㎥/回の凝集沈殿処理装置で1日8~10バッチの処理を行う事が出来るようになった。