業種	金属加工工場
排水種別	バレル研磨排水
排水量	10㎥/日
導入製品	・凝集剤：アクアネイチャープラス ・特殊散気管：アクアブラスター

ご相談内容

バレル研磨に使用するコンパウンドに、BOD・CODを上昇させる有機物が含まれているため、現状の処理方法（凝集処理）だけではBOD・CODの社内基準値を達成出来ない。
また、凝集処理に使用する薬剤が５種類もある為、薬剤の補充・調整の手間、コストを削減したい。

課題

• 社内基準を超えている、BOD・CODを社内基準値以下まで低減させる。
• 薬剤を5種類使用しているため、使用する薬剤の種類を減らして補充の手間を削減したい。
• トラブル発生時の凝集不良の調整を出来るだけ簡単に行いたい。

提案内容

凝集試験の結果から、硫酸によるpH調整や粒状活性炭の工程を通さずに処理できると判断し、薬剤をアクアネイチャープラスに一剤化することを提案しました。
また、特殊散気管アクアブラスターを導入し、曝気処理によるBOD・COD低減を提案しました。

導入効果

• 使用薬剤が5種類から、2種類になったことで薬剤の補充手間や調整作業が大幅に低減した。
• BOD・CODが(30mg/L以下)になり、社内基準値をクリア。
• ランニングコストが年間400万円以上削減し、導入前の50％程度になった。
• 汚泥量40％以上削減。
• 使用薬剤から劇物(希硫酸)が無くなったことで、保管業務の軽減、安全性が向上した。

アクアブラスターの導入効果

	導入前処理水	導入後処理水
BOD (mg/L)	97	21
COD (mg/L)	52	22