富山県

ガラス加工業、排水処理能力向上

概要

業種硝子加工工場
排水種別硝子研磨排水
排水量60㎥/日
導入製品・凝集剤:アクアネイチャープラス
・粉体定量供給機:OSD-25-M1S

ご相談内容

生産量の増加に伴い、一日当たりの排水量が徐々に増えた結果、既設の排水処理設備では処理が間に合わなくなり、処理できていない水が工場内に逆流していました。
排水処理設備を増設すれば課題は解決できますが、初期投資が大きいため、それ以外の解決方法を模索していました。

課題

  • 排水処理設備の処理能力を排水量が大幅に超えている
  • 莫大なイニシャルコストが発生するため、排水処理設備の新設や増設を避ける
  • 処理量が増えることで発生する、ランニングコスト(薬剤費用、汚泥引取費用)を可能な限り抑える
排水処理設備1
硝子加工工場の排水処理設備2
排水処理設備2

提案内容

現状の薬剤をアクアネイチャープラスに変更することを提案。凝集試験、実機試験の結果から、排水処理にかかる時間が短縮され、設備を大幅に変更することなく、薬剤の変更のみで処理量が大幅にアップしました。
また、粉体定量供給機を提案し、連続式の排水処理装置にも対応可能にしました。

粉体定量供給機:OSD-25-M1S
粉体定量供給機:OSD-25-M1S
汚泥
汚泥

導入効果

  • アクアネイチャープラス導入前と比較し、処理能力が約1.5倍の4.5㎥/hまで向上しオーバーフローが解消された。
  • 薬剤投入量が70%低減され、処理量は増えたが最終的なコスト削減に繋がった。
  • もともと考えていた、設備拡張によるイニシャルコストが0になった。
  • 粉体定量供給機を設置することで、連続式の排水処理装置に対応し投入作業の時間を削減した。