産業廃棄物処理に関する資格について【産業廃棄物について⑤】

今回は、産業廃棄物を扱うための資格についてと、産業廃棄物ではありませんが弊社ネクストリーで保有する資格についてもお話ししたいと思います。

廃棄物の分類で、産業廃棄物と一般廃棄物に分けられますが、産業廃棄物で爆発性、毒性、感染性のある廃棄物を「特別管理産業廃棄物」といいます。略して「特管」と呼んだりしています。この特別管理産業廃棄物を管理するための資格があります。

個人の資格では、以下の2つがあります。

  • 特別管理産業廃棄物管理責任者(国家資格)
  • 廃棄物処理施設技術管理者

産業廃棄物の処理に関わる事業者の資格では、以下の4つがあります。

  • 産業廃棄物収集運搬業
  • 産業廃棄物処理業
  • 特別管理産業廃棄物収集運搬業
  • 特別管理産業廃棄物処理業

ちょっと漢字が連続していて目が痛くなりますね(笑)

その産業廃棄物処理業の事業者の社内に個人の資格を持っている社員がいないと、事業に必要な資格が取れない、ということがあったりします。

水処理業者の弊社も、水処理業を行うための様々な資格を保有しております。
配管工事をするために資格が必要で、建設業という大きなくくりの中にある「管工事業」を取得しています。

この管工事業を取得するための条件として、社内に有資格者がいること(その他実務経験なども問われる)ですが、弊社代表の藤井が2級管工事施工管理技士を取得しております。

その他、公害防止管理者(大気・土壌・水質)や毒劇物取扱責任者、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者、特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者、第二種電気工事士と言った排水処理に必要な薬剤の取り扱いや排水処理装置の設置工事、排水処理の維持管理に必要な有資格者が揃っております。

水処理業者のWEBサイトを見ると、どんな資格を持っているのか、どんな届出がされているのかなど会社概要のページに記載している企業様が多いので、ぜひチェックしてみてください。

それでは、今回は産業廃棄物に関する資格についてお話しいたしました。

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