アクアネイチャーALは、段ボール製造工場や紙加工業等から排出される「フレキソインキ洗浄排水」を一剤で処理が可能な製品です。
フレキソインキ洗浄排水は、浮遊物質量が多く、気温の変化や製品、生産量等よって水質が非常に変化しやすい特徴があります。そのため多くの場合、3~4種類の薬剤を用いて排水処理が必要ですが、アクアネイチャーALは一剤での処理を実現し、作業者の負担を最小に抑え、安定した排水処理が可能です。
糊(接着剤)について
段ボール製造工場や紙加工業ではフレキソインキ洗浄排水に加えて、紙の貼り合わせ等の工程で糊(接着剤)を使用しており、機材を洗浄した際に糊が含有した排水が発生します。
こちらをフレキソインキ洗浄排水と混合し排水処理を行うとpHや排水の懸濁濃度が大きく変化し、凝集性や脱水性に悪影響を及ぼします。
アクアネイチャーALはこれらの混合排水を処理することも可能ですが、安定した排水処理を行う為、糊洗浄排水をフレキソインキ洗浄排水と分けて、アクアネイチャープラスで処理を行う事を推奨しています。