凝集剤による排水処理・固化材による土壌改良は、株式会社ネクストリーにご相談ください。

分散と集中(界面活性剤含有廃水)

分散と集中(界面活性剤含有廃水)

製造業の作業工程の中で『洗浄工程』というのは、業種を問わず結構な割合であります。
しかし、一言で『洗浄』と言っても、

・何を洗浄しているのか?
・何が付着しているものを洗い落とすのか?
 →洗浄後は洗浄水にどのようなものが含まれるのか?
・どのような方法で洗浄するのか?
 
と洗浄と言っても様々です。その中で、ほとんどの洗浄工程で使用しているものがあります。それは『洗剤』です。
 洗剤には界面活性剤が含まれており、この成分が働いて油分などを綺麗に洗浄する事が出来ます。しかしこの界面活性剤が排水処理において様々な影響を与えます。
 具体的には排水処理工程で発泡の原因になったり、凝集不良を起こしたり、COD(化学的酸素要求量)を引き上げてしまったりと、洗浄には非常に有効ですが、洗浄後の洗浄水を処理するのは大変です。

 今回もある製造工程で発生する界面活性剤を含んだ洗浄水処理の依頼がありました。

  原水
 見た目は、SS濃度もそれ程高くなく簡単に処理出来そうに見えます。

 しかし、この原水。何をどうやっても全く凝集しません。界面活性剤以外のSS分は全く問題なく凝集処理出来るはずなのですが、おそらく界面活性剤の乳化分散作用が働いて凝集出来ないものだと考えました。

 乳化分散作用とは、洗浄した汚れと界面活性剤が洗浄水中で安定する作用です。つまり弊社の凝集剤と全く反対の性質を持っていると言う事です。(分散と集中)

 しかしここで諦めてしまっては弊社では無くなってしまうので、ここから様々な検証を繰り返しました。その結果の処理水がこちらです。

 処理水
 界面活性剤成分は残っていますが、分散に集中が勝ちました。

 まだまだ検証数は足りませんが、攪拌する力と攪拌時間によって界面活性剤の分散する力を弱める働きがあるのではないかと考えております。この他にも凝集と相反する作用の分散剤は様々な分野であります。これらの廃水でも今後検証を進めていこうと思っております。
 お客様からは、凝集出来た事に大変驚いて喜んで頂き無事導入に至りました。

 弊社では、単に凝集剤と添加量の選定だけではなくお客様の困ったを解決出来るまで様々なサポートをさせて頂いております。排水処理でお困りの際はお気軽にご相談下さい。

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