概要
業種 | グリストラップ清掃 |
排水の種類 | ファミレスなど飲食店の厨房排水 |
排水量 | 1店舗につき、100〜200リットル |
導入製品 | ・アクアネイチャーSV ・ろ過カゴ、繰り返し使えるろ過袋 |
導入までの期間 | 10ヶ月 |
抱えていた課題
- グリストラップ清掃時、清掃後の水質を綺麗にしたい
- 粉末の凝集剤を使う場合、ビル内のグリストラップに使用すると粉塵が飛散することが気になる
- 1日に複数箇所の清掃をおこなうため、コンパクトで軽量、手間が少ない、知識がなくても扱えるという方法で処理をしたい
- グリストラップに撹拌機は付いていないため、汚泥は浮上させ手網で回収したい
- 回収した汚泥の産廃費用を抑えたい
ネクストリーがおこなったこと
- グリストラップの排水を弊社で凝集試験し、最適な凝集剤の選定をおこなう。
- 粉末の凝集剤を水溶性フィルムに包み、グリストラップ内に投げ入れて処理をおこなう。これにより、粉塵の飛散防止、計量が不要、持ち運びの労力も少ないため、最低限の作業で処理ができる。
- ろ過カゴとろ過袋を移動用のトラック内に設置し、次の現場への移動中に回収汚泥のろ過をおこなう。これにより、新たにろ過時間を設けることなく汚泥のろ過が完了し、産廃費用を抑えることができる。
凝集試験の結果


得られた成果
- 本来、凝集後の汚泥は自然沈降するが、撹拌にブロワーを用いて泡を発生させ、汚泥を浮上させた。これにより手網で簡単に汚泥の回収ができた。
- 処理水がきれいなので産廃に出さなくていい
- 移動時間で濾過することで産廃コストが安くなった
- 凝集剤の使い方が簡単なので作業者の負担にならない