前回、『浮上型凝集剤アクアネイチャーライト』のご紹介をさせて頂きましたので、今回は『アクアネイチャーTR』をご紹介させて頂きます。
塗装ブース循環水に対して使用した場合、塗料成分を凝集沈降させる働きがあると以前のブログにてご説明させて頂きましたが、『アクアネイチャーTR』の凝集効果は塗装ブース循環水に限りません。
PAC(ポリ塩化アルミニウム)、硫酸バンド、塩化第二鉄など、従来の無機凝集剤と比較すると薬注量、汚泥発生量の低減効果が見込めます。
アクアネイチャーTRと従来の無機凝集剤との違い
●少量の添加で優れた荷電中和力を発揮し、使用量の低減からコストダウンがはかれる。
●苛性ソーダ等の中和剤を使用している場合は、添加が不要または低減できる。
●腐食性のイオン(Cl⁻、SO₄²⁻)が低減し、処理水の再利用効率が上がる。
●従来の無機凝集剤の添加設備がそのまま使用可能。
アクアネイチャーTRまとめ
一剤型凝集剤は非常に機能性に優れた薬品ではございますが、使用量が多くなることでコストも高くなります。アクアネイチャーTRを使用することで、凝集性が向上し、コスト面でも優位性を発揮する為、排水処理において非常に頼れる存在です。 製品についてご質問等ございましたら、お気軽にご連絡下さい。