現場にて凝集剤の微調整

ネクストリーの藤井です。
もうすぐ新元号の「令和」ですね。
新元号になっても、新しい事に挑戦し続け、水処理業界に新たな価値を
創るべく日々精進してまいります。


さて今回は、現場での凝集剤の微調整についてお伝えさせて頂きます。
弊社でも年間のメンテナンス契約を数社の企業様とさせて頂いております。
定期的にメンテナンスをさせて頂いているからこそ僅かな変化にも
気づくことができます。

先日、メンテナンスの際に処理水が少し濁っているのに気が付きました。
こんな感じです。
画像の説明

僅かに濁っているのがわかりますよね!?
処理水の放流先は下水道なので、この水質でも基準値はクリアできています。
しかし凝集処理の後に、砂ろ過・活性炭塔があるため、このままの水質
では後処理の工程に負荷がかかってしまい、長期的に考えるとろ材の
交換のための費用が嵩む事に繋がります。

早い段階で処理できるものはできるだけ、早い段階で処理することで、
前工程のコストは多少増えるかもしれませんが、排水処理全体を考えると
確実にコスト削減に繋がります。
排水処理の多くの場合、最初にくるのが、凝集沈殿処理です。
ここでしっかりと処理することで、後段の処理が圧倒的にスムーズに進みます。

今回の現場でも、ほんの僅かな調整で大幅に水質が変わりました。
調整後が下の写真です。
画像の説明

日々多くの廃水を試験し、多くの知見を日々蓄積している弊社だからこそ
出来ることが沢山あります。
廃水処理にお困りの際には、一度ご相談ください。

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