こんにちわ、ネクストリーの藤井です。
先日体調を崩してしまい、39度の熱を出してしまいました。
39度の熱を出したのは、子どもの時以来初めてかもしれません。
病院に行って検査を受けると、ななななな なんと 溶連菌に感染してました。
先月受診した健康診断では、ピロリ菌の感染が判明し、
今年は『菌』にご縁があるのかも。。。
来年はこっちの『金』にご縁がありますように!!
朝晩が冷え込んできて、体調を崩しやすい時期になりましたが、
健康が何よりも大切ですので、体調管理には気を付けてください。
真っ先に体調を崩した僕が言うのもなんですが…(苦笑)
さて、今回はエッチングの際に使用するリン酸の廃水処理についてご紹介します。
一般的にリンの除去に関しては、凝集沈殿法で比較的除去し易い物質では
ありますが、基準値前後でやはり苦労されている会社様が多いように感じます。
今回の廃水は、SS(懸濁物質)の量も多くそ、のまま処理をしていたのでは
大量の薬品を使用し、大量の汚泥が発生する要因となってしまいます。
実際に現状がそのような状況でした。
そこで、今回の処理方法は
①一次処理にて消石灰でpHを上げる。
②5ミクロン以上のSSを除去し二次処理へ。
③ポリ鉄+リン吸着剤を投入し、その後高分子凝集剤を投入。
写真は、リン吸着剤の添加量と汚泥発生量を測定した際の写真。
④処理水を分析
※pHをいくつまで上げるのか?SSはどのような方法で処理したのか?
など処理方法についてご興味のある方はご連絡ください。
詳しくご説明致します。同業者の方も大歓迎です。
処理水の分析の結果は、
原水 … 356㎎/L
一次処理… 52.3㎎/L
二次処理… 5.7㎎/L(基準値は8㎎/L)
しっかりと基準値以下まで処理する事ができました。
今回の処理のポイントとしては
①消石灰によるpH調整
②一次処理後にろ過し、SSを除去した事
③リン除去剤の使用 この三つを挙げる事ができます。
原水はかなりSSが多いため、一次処理後に5ミクロン以上のSSを除去せずに
そのまま処理を進めると、ポリ鉄やリン除去剤が他のSSと反応してしまい
十分に機能しない可能性があります。
そうなると添加量が非常に多くなってしまい薬品コストが嵩んでしまいます。
そのため、ポイント②のように一次処理後に5ミクロン以上のSSを除去し、
その後、ポリ鉄とリン除去剤を使用するという処理フローを組みました。
またリン除去剤は、原料の一部にセリウムを使用しており、このセリウムは
リンと非常に結合しやすいという特徴を持っております。
その特徴を最大限に活かした製品が今回使用したリン除去剤です。
リンやフッ素・ホウ素、その他重金属の除去でお困りの方は一度当社へ
お問合せください。