梅雨に入り、じめっとした日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
夏場は塗装ブースの「臭い」が特に不快な季節です。
当社の塗装ブース循環水用凝集剤AQ-BPには腐敗臭の原因となる硫化水素を分解する成分が配合してあり、水の汚れを分離沈殿させる効果と相まって臭いはかなり軽減します。
しかし、これは発生した腐敗臭を分解しているわけですから、あくまでも対処療法のようなものです。
できることなら発生しないに越したことはありません。
では、どうすれば腐敗臭が発生しなくなるかというと、水処理的に言うと好気状態を維持し、水が腐らないようにすれば良いのです。
その点においてマイクロバブル発生装置が有効で、水の腐敗を抑制することができます。
そもそも何故水が腐るかというと、微生物等の活動によって水中に溶けている酸素(溶存酸素)が消費され、なくなってしまうからです。
ですので、水は動いていれば腐りません。動くことで空気と接触し、酸素を取り込んでいるからです。池の噴水はオシャレのためだけでなく、水を循環させる役割があるのです。
◆塗装ブース循環水はちゃんと「循環」してますか?
◆戻し口が詰まっていませんか?
◆吸い込み口付近だけが動いていて、手前岸あたりは水面が止まってませんか?
マイクロバブルはジェット噴射で循環を補助し、マイクロなバブルで通常のエアレーションより効率よく酸素が水に溶け込みます。
自吸式なのでコンプレッサーが不要で電気代も安心です。
臭いの抑制の他、BODやn-hexの低減効果にも期待でき、薬品だけでは下水放流基準に達しないガンコな循環水にも有効です。
また、AQ-BPとも相性が良く、添加量が低減したり、フロックが粗大になったり、上澄みの透明度が向上したり、pHが中性に保たれたりと良いことずくめです。
ご興味のある方は是非一度お問合せください。