凝集剤による排水処理・固化材による土壌改良は、株式会社ネクストリーにご相談ください。

そもそも排水処理装置とは?【排水処理装置について①】

そもそも排水処理装置とは?【排水処理装置について①】

前回のブログまで凝集剤についてお話ししてきましたが、今回からは、今までも度々出てきた「排水処理装置」について詳しく説明していきます。

そもそも排水処理装置って何?

排水処理装置とは簡潔に言いますと、排水を処理する装置です!

工場で製造をすると、必ず排水が出ます。
製造工程で水を使ったあとは、水だけが出てくるわけではなく、それに加えて不純物や製造するものによっては有害物質が混ざる場合もあります。
例えば食品加工業であればお肉を切って炒めて洗ったあとに油が混ざっていたり、他業種であれば薬品や、ガラスを削ったあとの粉など様々です。

そのような不純物が混ざったままの水を川や下水に流すわけにはいかないので、流せるようにするために排水処理装置を使って不純物を取り除きます。

水質汚濁防止法という生活環境を保全するための法律があり、有害物質や川に流すと汚れてしまう可能性のある水が出る企業は、あらかじめ役所に届け出を出さないといけません。
例えば、製造の際にヒ素を使う工場があれば、ヒ素を取り除くためにどういう排水処理装置を使い、どういった規模で、どういった処理方法で、どういった基準にして川に流すのかということを伝える必要があります。

そういった不純物や有害物質の含まれた排水が出る、漏洩する恐れのある企業は、基本的に排水処理装置を持っています。

排水処理装置の種類

排水処理装置には大きく分けて2つ種類があります。

<連続式排水処理装置>

水槽に一定の割合で連続的に水が流入し、流入量に合わせて必要な薬剤も連続的に注入していく処理方法です。例えば水槽の容量が500Lに対して1時間に1トン送水出来るポンプで水を送ると、30分で500Lの水槽は満水になります。その後も水は連続的に流入しますがそれ以降の水はオーバーフローして(溢れ出して)次の水槽へ送られます。処理量は1時間に1トンの処理が出来るので8時間連続運転を行えば1トン×8時間で8トン/日となります。

1日での排水量が数十トン〜数千トンほどに及ぶ比較的排水量が多い工場で使われます。

よくあるトラブルとして、連続で水が流入するため、途中で水質の変化があったときに変化したタイミングがわからなくなる場合があります。薬品も連続で注入しているので、いつの間にか凝集の状態が崩れていたりします。そういった時に調整と水質変化のタイミングを掴むのがむずかしいのがデメリットではあります。

<バッチ式排水処理装置>

一つの水槽に一定量の水を溜め、そこに必要な薬剤を注入して処理をする方法です。これらを一回ずつ行っていく方式です。処理量としては、例えば1回の処理で1トンの排水処理が出来るとすれば、それを1日3回(3バッチ)行うと1トン×3バッチで3トン/日となります。
こちらは、1日での排水量が比較的少ない工場で採用されます。

連続式排水処理装置では水質が変わってしまうという問題点がありますが、バッチ式は一回一回水質が確認できるので調整がしやすいです。排水の少ない工場は特に水の濃度にムラが出やすいので、バッチ式が合っていたりします。

このように2つの方式がありますが、業種ごとにだいたいの排水量が決まっていて、例えば製紙会社様、食品加工業者様などは1日の排水量が何千トン、何万トンにもなるため、連続式を採用しています。
一方で、紙の加工業者様は、排水量が少なくまた毎回水の濃度にムラが出やすいためバッチ式を採用することが多いです。

ネクストリーで扱う排水処理装置(製品)の特徴

弊社では、連続式とバッチ式の両方を扱っております。排水量が少量のお客様が多いため、
バッチ式のほうを導入する事例が多いです。

通常はポンプで水を汲み上げて薬品を入れると、水と汚泥(不純物)が分離します。
きれいになった水の部分は流しますが、残った汚泥はどうするのか。
実は、凝集した汚泥は凝集直後には90%程度の水分が含まれています。ほとんどが水分ということです。

汚泥が100キロあったとしても90%が水分なので、そのまま産業廃棄物に出すとその分コストが嵩んで高くつきます。そのため水分をなるべく取り除くことをオススメします。

汚泥に含まれる水分を取り除くために、脱水機と呼ばれる機械があります。
汚泥に圧をかけてプレスすると70〜80%まで水分量が下がります。たった10〜15%と思われるかもしれませんが、このくらい下がると不純物はカチカチの固形物に変わり汚泥量も格段に減ります。

ただ実は脱水機は高く、安く見積もっても300~400万円ほどかかります。
一方で汚泥は、処理した排水の2、3%しかない場合があり、例えば1トンの排水のうち、3%の汚泥があったとして30キロです。
それを脱水するためにそんなにコストをかけるのか、そもそも脱水機って必要なのか?というお話を弊社よりさせていただいております。

脱水に多くのコストをかけたくないといった場合、自然濾過方式を採用しています。
処理した排水から出た汚泥を濾過袋に入れて濾過すると、水だけ抜けています。この方式であれば、コストが安く抑えられます。
もちろん汚泥の多い排水は、脱水機で脱水したほうがコストメリットが出る場合もございます。

弊社の強みは、排水の中身をしっかり理解し、どういう機械のセッティングをすれば一番コスパがいいかを考えた上でお客様へご提案できることです。

以上、排水処理装置の基本的なことについて説明いたしました。

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