何は無くともpH調整
何は無くともpH調整
ネクストリーの藤井です。今週は台湾へ出張しております。
台湾は32度以上で、少し動くとドッと汗をかいてしまいますが、なぜかそこまで
不快ではなく、心地よい感じで過ごしております。
さて、今回はpH(ペーハー)調整について書きたいと思います。
最近仕事の際にどこへ行くにも必ず持っているものがあります。
それは、pH試験紙もしくはpH計です。今回の台湾にもバックの中に入ってます!!
デジタルのpH計の方が使い勝手はいいんですが、時々その数値を疑いたくなる時が
あるので、pH試験紙を持ち歩いている事が多いです!!
今回の台湾の件も、先日相談頂いた件もそうですが、肝心要は『pH調整』です。
〇重金属を除去する際にも
〇凝集処理を確実に行う際にも
〇薬品の添加量を抑える際にも
〇高分子凝集剤の粘性を抑え、最大限の効果を引き出す際にも
〇PAC(パック)などの無機凝集剤をの効果を最大限にする際にも
〇活性炭の吸着効果を最大限に引き出す際にも
どのような場合においても、非常に重要な事が『pH調整』です。
どれだけ優れた製品があったとしても、最適なpH域で使用しなければ、効果は
半減します。水処理に使用する薬品にはそれぞれ特徴があり、その特徴を活かす
ことで、使用薬品の削減・コスト削減に繋がるのです。
また、それぞれの廃水・排水にも特徴があります。
この廃水は、中性で最も凝集性が良い。あるいは、重金属を除去する際には
アルカリ性側で処理すると効率が良い。反対に酸性にするだけで、凝集する。
といったように、廃水それぞれにも特徴があります。
水処理用の薬品の特徴、そして廃水の特徴 この二つの特徴をしっかりと捉え
る事が最適な処理、そしてコストの最適化へと繋がります。
何は無くともpH調整!困った時にはネクストリー!!