凝集剤による排水処理・固化材による土壌改良は、株式会社ネクストリーにご相談ください。

廃水処理に係るコスト②

廃水処理に係るコスト②

前回の記事では、廃水処理に係るコストと題して、少しお話しさせて頂きました。

①薬剤費用(廃水1㎥処理辺り)
②汚泥処分費用(廃水1㎥処理辺り)
③光熱費(電気代・水道代)
④人的コスト(処理時間や処理の手間)
⑤機械・装置のメンテナンス費用
⑥機械・装置の更新費用

前回は主に①、②についてお話させて頂きましたが、今回は③~⑥について少しお話しさせて頂きます。

③~⑥は主に廃水処理設備に関わる部分となります。
すべての廃水処理の現場で必ず言える事でもないかもしれませんが、廃水処理フローはシンプルなものがbetterであると当社では考える事が多いです。

例えば、弊社の1剤型凝集剤が採用された現場で、導入前と導入後で廃水処理フローが以下のように変わりました。

現場概要
廃水量:50㎥/d
廃水の種類:金属加工廃水
廃水処理装置:5㎥/hの連続式廃水処理装置
脱水:フィルタープレス

導入前処理フロー
原水→第1凝集槽(無機凝集剤投入)→重金属吸着槽(キレート剤投入)→pH調整槽(酸・アルカリ剤投入)→第2凝集槽(高分子凝集剤投入)→沈殿槽へ

導入後処理フロー
原水→第1凝集剤(アクアネイチャー投入)→第2凝集槽(無薬注 緩速攪拌のみ)→沈殿槽へ

上記を見て頂けると分かりますが、処理フローが非常に簡素化されております。

では具体的に必要な機械(備品)を見ていきましょう。

導入前処理フロー
※薬剤はすべて液体で5種類
①水槽×4槽
②撹拌機×4台
③薬注タンク×5台(無機凝集剤用、キレート剤用、酸用、アルカリ用、高分子凝集剤用)
④薬注タンク用撹拌機×1台(高分子溶解用)
⑤薬注ポンプ×5台

導入前処理フロー
※薬剤はアクアネイチャープラスのみ
①水槽×2槽
②撹拌機×2台
③粉体定量供給機×1台

以上、反応槽だけをピックアップして必要な機械(備品)を並べてみました。連続式の場合特にそうですが、薬剤が1剤になり処理フローが簡素化される事により、これだけ機械が少なくなります。

ここに最初に上げた、③~⑥を照らし合わせて見ると、すべてにおいてコストダウン出来る可能性があります。

③光熱費→電気が必要なのは、撹拌機と粉体定量供給機のみです。
④人的コスト→アクアネイチャーの補充のみです。
⑤機械メンテナンス費用→機械が減るのでメンテナンスの費用も減ります。
⑥機械・装置の更新→寿命が一番短く頻度が多いのはポンプだと思いますが、ポンプは使用しません。

 当然廃水の種類や、処理対象によってpHを必ず調整する必要があったり、助剤が必要になる事もあるため、上記が絶対的ではありません。

 しかし、弊社が最もお伝えしたい事は、『コストを削減する』というテーマを与えられた場合、ここまで厳密に調査して初めて実態が見えてきます。

 特に今回お話しさせて頂いた③~⑥を無視、あるいは見逃してしまっている事が、本当に多いです。

 前回お話しさせて頂いた、薬剤費用(汚泥処分費用も含めた、1㎥辺りの処理単価を算出する事)と年間に実はかかっている③~⑥の費用をすべて合算して、廃水処理コストと弊社は考えております。

 長々とお話しさせて頂きましたが、コスト削減は弊社とお客様が情報を共有しながら話し合い、共に考え、初めて実現して行くものだと感じております。

 コスト削減のご相談、お気軽にお問合せ下さい。

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