凝集剤による排水処理・固化材による土壌改良は、株式会社ネクストリーにご相談ください。

メッキ廃水処理「訪台記①」

メッキ廃水処理「訪台記①」

ネクストリーの藤井です。
昨日東京では、桜の開花宣言がでましたね!
富山ではホタルイカがシーズンを迎えました。
新月の夜になると、大量のホタルイカが海岸に打ち上げられ海岸が
青白い光で幻想的な光景になるそうです。
※富山に住んで7年になりますが、まだ見た事はありません(苦笑)



さて今回は、今月の初旬にメッキ廃水処理の相談を頂き台湾へ行って
来ました。その報告をします。

今回訪問させて頂いた台湾の企業様は、台湾国内のメッキ加工の分野で
業界を引っ張っているような会社でした。
敷地は9,000坪あり、重金属等の分析も社内でする事ができ、凝集
試験用のジャーテスターも用意されてました。

画像の説明

当社は、スターラーで試験をしているので、このジャーテスターが
非常に羨ましかったです。。。


台湾の企業様からの要望は、
①重金属捕集剤の使用量を減らし、コストを削減して欲しい
②CODの値を基準値以下にして欲しい
この2点が大きな要望でした。

まずは廃水処理場を見学させて頂き、現状を確認させて頂きました。

画像の説明

メッキ廃水にはニッケル・亜鉛・鉄・クロムなど様々な重金属が
含まれています。そのため、適切な処理をしないと重金属が河川等へ
流出し環境へ非常に大きな影響を与える事となります。

今回の台湾企業様では、重金属捕集剤に依存するような処理方法だった
ため、重金属捕集剤に非常に大きなコストがかかっていました。

重金属捕集剤は非常に有効な薬品です。しかし、そこに依存し過ぎて
しまうと非常に大きなコストがかかってしまいます。
順を追って、最適な処理方法にすると共に、安価で最適な薬品を
選定する事で、コストの最適化を図るために今回台湾を訪問し
3日間試験をしてきました。

今回の試験の成果の一つをご紹介します。
高分子凝集剤の見直しです。
現状では、凝集不良が時々起り処理ができない事がありました。
そこで、対処療法的ではありますが、高分子凝集剤の見直しを行いました。
その時の試験写真が下の写真です。ジャーテスターの写真と同じですが・・・

画像の説明

茶色のスラッジが沈殿している5個のビーカーが比較試験の様子です。
分かりにくいと思いますが、右に行くにつれて、フロックが
フワッとしており、スラッジの体積が大きくなっているのが
何となくわかるかと思います。
一番左のスラッジはしっかりとしており、沈降性も良いものと
なりました。

現状の高分子凝集剤との比較です。

画像の説明

黒っぽく並んだ3個のビーカーの一番左が現状の高分子凝集剤。
右側二つが今回選定した高分子凝集剤です。

現状のものは、添加量を増やすと凝集し沈殿しますが、添加量が
少ないとうまく凝集しません。

この事だけでも、高分子凝集剤の使用量が1/8~1/10まで削減
する事ができました。
これまで、毎月数百キロ使用していた高分子凝集剤が40㎏にまで
削減する事ができました。

今後も改善の提案を続け、より良い状況へ改善していきます。
また、来月には台湾へ訪問する事になりそうです。

CODの低減などはまた次回。

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