プライベート展示会に出展させて頂きました
プライベート展示会に出展させて頂きました
ネクストリーの藤井です。
昨日、家の近所を歩いていると、ふわっと金木犀の良い香りが漂ってきました。
気温も下がってきて、一気に季節が秋へ移り変わって行くのを感じ、
しばらく金木犀の香りを楽しんでいました。
さて、9/27にお世話になっている愛知県の企業様のプライベート展示会に
出展させて頂きました。様々な水処理技術を持つ同業者の方々も出展さており、
新たな出会い、面白い製品・商品との出会いもありました。
展示会の始めに、船井総研の執行役員である菊池功氏の講演がありました。
その中で面白いフレーズがありました。
『廃水処理は「対策」ではなく「戦略」である。』
「対策」というと、問題が起こった後に問題を解決するためにとる行動の事です。
一方「戦略」というと、事前に様々な角度から物事を総合的に判断し、準備・計画・
行動する事をいいます。
私も今まで、多くの廃水処理の現場の問題解決の依頼を頂いたり、解決のための
提案を行ってきました。
しかし「戦略」という視点で取り組んだ事はありませんでした。
廃水処理というと、工場の中では一番最後の部分です。しかも一般的には、
利益を生まない部分として、何か問題があったとしても後回しにされやすい部分です。
しかし本来であれば廃水処理は、工場全体の最後の砦であり、工場全体の縮図と
言える部分だと思います。
廃水処理は利益を生まないと考えられている方も多いと思いますが、最適な薬品・
添加量・処理方法にする事で、コスト削減に繋がり、コスト削減はすなわち
利益の確保に他なりません。
今回『廃水処理は「戦略」である』という言葉の通り、企業にとってしっかりと
利益を残し、地域社会や環境への影響を最小限に抑える為の最善の戦略を提案
できる会社にして行こうと強く思いました。
ご依頼を頂いた会社様・地域・環境・取引先、関わる全ての方々が良くなる為に
日々、努力して参ります。