凝集試験

最適な凝集剤の選定①

ネクストリーの藤井です。
先日誕生日を迎え36歳になりました。
沢山の方からお祝いの言葉やメッセージを頂き、改めて本当に多くの方に
支えられているなと実感しました。感謝です!!

今後もより一層、知識・技術・新製品の開発等を通して、当社に関わる
全ての方に喜んで頂けるよう努力して参りますので、今後ともよろしく
お願い致します。


さて、これまで何度かフレキソインキ廃水の処理について書いてきました。
これまでは、
・廃水処理にかかる作業の手間を減らしたい
・苛性ソーダ等の劇物の使用を止めたい
などの理由から、当社の「一剤型凝集剤」を提案していました。

しかし今回のお客様は、自動の廃水処理装置を導入しているため
廃水処理に手間はかかっておらず、また苛性ソーダの使用に対しても
問題はありませんでした。

要望は一点  『廃水処理コストの削減』 です。

この要望に応える為に当社が出来る事となると

『使用薬品の最適化』 です。

現在使用している薬品が最適なのかどうか!?
添加量は適切なのかどうか!?
処理手順は適切なのかどうか!?

これらを検討し最適な薬品の選定及び処理フローに変える事で
・使用する薬品の量を減らす
・それによって、発生する汚泥量を減らす
・これらによって、廃水処理にかかるトータルコストの削減を実現する


そこで今回は、
○通常品PAC(パック)
○高塩基度PAC(パック)
○特殊PAC(パック) の三種類にて試験を行いました。

高塩基度PACは、通常の製品よりも塩基度が高いため、pHが下がり
にくいという特徴があります。
特殊PACは、癖のある薬品にはなりますが、相性の合う廃水に対しては
抜群の効果を発揮する面白い製品です。


まずは現状について
廃水量 : 4㎥
使用薬品: 通常品PAC 3,000ppm
      苛性ソーダ(25%) 500ppm
      高分子凝集剤

原水及び、現状の処理水は以下の写真の通りです。
(原水)             (現状処理水)
画像の説明 画像の説明

通常品PACを3,000ppmも投入しているので、発生する汚泥量も多く
なっています。

通常品PACの添加量が多いのでは無いかと考え、2,000ppmに減らした
写真が下の写真です。
画像の説明

2,000ppmでは、添加量が足りずに濁ってしまいます。
そこで、他の薬品(高塩基度PAC、特殊PAC)を用いて比較試験を
行いました。

その結果については、次回!!

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