UF膜排水処理ユニット

UF膜による廃水処理ユニットを納入しました

ネクストリーの藤井です。
かなり朝晩が寒くなってきましたね。

先週、当社では初めてのUF膜による廃水処理ユニットを納入いたしました。
シリコンウエハの研磨廃水の処理に採用して頂きました。

今回の案件は、問い合わせがきっかけでした。
最初は、「当社の一剤型の粉末凝集剤にて簡単に処理をしたい」という依頼を
頂きました。
廃水サンプルを送って頂き、試験をした所、全く問題なく処理する事が出来ました。
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報告書を作成し、報告を兼ね現場の視察をさせて頂きました。
現場は、研究施設の一角で非常に綺麗な場所でした。
更に廃水処理装置を設置する予定の場所のすぐ隣には、シリコンウエハを
研磨するグラインダーが置いてあり、ここに粉末凝集剤を使用した廃水処理
装置を設置すると思うと飛散防止対策や水はね対策などいくつの課題をクリア
する必要があるなと思っていました。

そんな時にふと、同業者でUF膜を使用した廃水処理ユニットを扱っている
会社を思い出しました。
そこから、様々な角度から検討を行い、今回のお客様にはUF膜の廃水処理
ユニットが最適では無いかと判断し、イニシャルコストは多少嵩むものの
採用して頂きました。

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UF膜による廃水処理ユニットの大きな特徴としては
①手間が全くかからない
②現場を非常に綺麗に維持する事ができる
③安定した処理水を得る事ができる

≪①手間が全くかからない≫
通常の廃水処理の場合には、薬品の補充や汚泥の回収などどうしても手間が
かかってしまいます。
その点UF膜は、廃水を1/10~1/50程度まで濃縮し、濃縮液は産廃として
処分するというものです。そのため、濃縮廃液を産廃業者さんに引き取って
もらうだけで、全く手間がかかりません。

≪②現場を非常に綺麗に管理する事ができる≫
一般的な廃水処理場というのは、PACや苛性ソーダ・高分子凝集剤など
数種類の薬品を使用するため、薬品をこぼしたり、飛び散ったりなど
汚れてしまいやすい条件が沢山あります。
しかしUF膜による廃水処理ユニットは、ほとんど薬品を使用する事がなく
なおかつ廃水を処理する過程で現場が汚れるような要素がほとんどと言って
いいほどありません。
(※唯一UF膜を洗浄するための洗浄液は使用します。)
現場を汚したくない、或いは汚せないような場所には最適の装置です。

≪③安定した処理水を得る事ができる≫
当社が得意としている凝集沈殿処理の場合、廃水の濃度変化があった場合
には、薬品の投入量を調整する必要があります。
そのため、自動運転をする際には、最も濃度の濃い場合に必要な薬品量を
常に投入する必要があります。
しかしこの装置の場合は、UF膜を使用しているため廃水に濃度変化が
あったとしても、常に同じ水質の処理水が排出されます。

今回はシリコンウエハの研磨廃水でしたが、それ以外にもバレル研磨廃水や
探勝剤廃水、水溶性接着剤廃水、インキ廃水、洗車廃水など様々な廃水に
対応が可能です。

お客様の現状をヒアリングさせて頂いた上で、最適な処理方法・処理装置を
提案致しますので、お困りの際には一度ご相談ください。

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